採用とか、人とか、仕事とか。

”働く”という事を、少しでも楽しくする為に、考えとかいろいろまとめてみようと思います。

”採用ブランディング”という言葉が”僕”はキライです。その1。

今日は採用とか求人の業界のみで通じる、

採用ブランディングについて考えをまとめてみようと思いました。

とりあえずは長くなりそうなので、導入部分だけ。

 

まず、一部の大手企業を抜かすと、

”僕は”採用の時だけ都合良くブランディングする事は到底無理だと考えます。

 

そもそも、”採用ブランディング”で調べて出てくる内容は、

確かにブランディングかもしれませんが、

どっちかというと”マーケティング”だと思います。

 

マーケティングブランディングってなぁに?がとても分かりやすいサイト

blog.btrax.com

 

伝えたいターゲットに向けて、会社の強みや共感して貰える部分、

採用にあたり、今回の募集がどういった募集かを伝える事。

これは広告じゃ言わなくとも当たり前ですが、

これを”採用ブランディング”と言っている人達を結構見かけました。

そして”マーケティング”と”ブランディング”で考えると、

マーケティングじゃないですか。やっている事。

 

マーケティングという言葉より、ブランディングという言葉の方が響きが良いから、

あえて使っている人達もいそうな気はします。

 

ですが、本当にブランディングと言うならば、

採用のみではなく、会社の理念、それに伴った従業員達の団結的なもの、

インナーブランディングがまずあり、

そこにアウターブランディングがついてきて、

そこからようやく採用のブランディングにも繋がると”僕”は思います。

 

ツールとか説明会とかインターンとかで、都合よく良い部分だけを見せた

そんな上っ面だけのブランディングは、必ずどこかでメッキが剥がれると。

 

戦略に沿った採用の動きも必要ですが、

そもそも欲しい人達がその企業で働くだけの”価値”。

そういったインナーブランディングの部分から、

しっかりできているんでしょうか?

 

という辺りで次回に続けてしまいます。

 

 

シンギュラリティの世界に向けて思う事。

”僕”の周りの人たちだと、

”シンギュラリティ”という言葉自体聞いた事がない人が結構いたりする。

 

AIが人間を超える事により起こる出来事。

人間の生活が後戻りできない程に変容してしまうとする

未来予測の事なんですが、本当にどんどん目の前に近づいていると思うんです。

 

それこそ、本当に機械に任せられる便利な世界が来る前に、

必ず仕事の淘汰が来るのは分かり切っていると思います。

 

オックスフォード等が発表している、今後消える職業は

冗談ではなく、予想より早く訪れると”僕”は思います。

 

「結局の所、そんなにスグ変化は起きないでしょ?」

とか

「どうせアメリカから始まるから、日本はまだ大丈夫だろ。」

とか言う人達もいるようですが、

人間を超えなくても十分すでに置き換わってしまう仕事は多数あります。

 

アメリカのマクドナルドで、興味津々な話が出ました。

 

buzz-plus.com

 

有名な話だと、アマゾンの倉庫機械化も大量に人間の手を必要としなくなっています。

初期投資の問題があると思いますが、本当に近い未来でなくなる仕事は現実に出てきています。

 

日本でも最近「最低賃金を上げろ運動」をしていた人達がいた記憶があります。

賃金を上げても、企業が利益を出せなければ潰れるのは当たり前ですし、

賃金を上げた場合、上記のニュースのように、その賃金を払う価値がある人が

どれだけいるんでしょうか。

 

正直大半のパート・アルバイトどころか、

正社員とかでも機械より役に立てない人達の方が多いと思います。

 

  • 大企業の機械化により起こる、人の仕事の縮小
  • 賃金増加による、中小企業が雇う人数の縮小

 

遅かれ早かれ、あと数年で好景気とか不景気とか抜きに

働きたいのに働く市場がない状態って生まれると思うんです。

 

今、ある程度の年齢の人達は、余裕で逃げ切れるでしょうね。

今、本当に若い人たちは、機械化の恩恵を授かれるかもしれません。

ですが、今、今後の機械化・AI化と同じくして働き続けないといけない、

”僕”達の世代は、自分が持ちうる価値というモノを、もっと本気で考えるべきだと。

危機感を持って”僕”は思うんです。

 

賃金は確かに上がってくれた方が嬉しいですけど、

自分が持つ価値とか、今後の世界がどう変わるのかとか、

受け取るがままじゃない、”自分の頭”で考えて行動して、

価値を上げていかないと、本当に未来はないと思います。

 

他人や周りが云々じゃなくて、自分がどうしていきたいのかを、

もっと本気で考えて動かないとな…とマックのニュースを見て、

改めて心に刻みました。 

 

 

 

良く見る”アットホームな職場です”について、考えてみた。

採用とか諸々で聞いてみたい事があったら、

仕事ではなく何時でも誰でも相談乗ります。

”僕”です。

 

「アットホームな職場です!」

もう有名になった”求人ブラックワード”の一つですよね。

 

”僕”が関わった仕事で丁度良いタイミングで出てきたので、

この言葉に関して前々から思っている事を書こうと思いました。

 

結構前からネット上等で、「この言葉を使っている求人はブラックだ!」

と言われていますが、何故消えないで使われ続けているのでしょうか。

 

そこにはこんな理由があると”僕”は思います。

  1. 本当にブラックで、それしか出せない。
  2. 本当にアットホームだけど、出し方が分からない。

 

前者に関しては、何も言う事はありません。

問題なのは後者だと思います。

 

【アットホーム】自分の家にいるようにくつろげるさま。家庭的。

 

言葉単体が持つ意味としてはこうですが、

採用で使う際は単に”仲が良い”とか”風通しが良い”とか、

そういう意味合いを持たせたいが為に使う人達がいると思います。

 

けれど、悪いイメージが定着しているのだから、

”アットホーム”という言葉なんか使わないで、

もっと”どうアットホームなのか”を、

誰が見ても分かるように伝えれば良いじゃないですか。

 

「そんなの当たり前の事じゃないか!」と思われるかもしれませんが、

事実。未だにこの言葉は消えずに使われています。

特に見ていると、介護業界の募集等で、

未だに使っている求人が多いと”僕”は思います。

 

そういった施設の募集は施設長の方がやっていたりする事もあり、

採用がメインの職務ではないから、

”採用” とか”求人”とか”言葉”とかの専門的な知識はないと思います。

 

考えこまないでとりあえず羅列するだけでも、

下記は全部人によって”アットホーム”な職場に該当すると思います。

  • 月末はみんなで飲みに行く
  • どんな忙しい時でも相談に乗ってくれる先輩がいる
  • 社長が3時におやつを配る
  • 一人前になるまで、毎月飯を奢ってくれた
  • シフトの空をスタッフ全員でカバーしようとしてくれる

 

どこを抽出して、どう伝えるの?って問題は出てきますが、

業界・職種問わず、求人広告を出す業務が発生するポジションの方は、

以下の2点を覚えておいて貰えると嬉しいです。

  1. アットホームって言葉を使わないで、どうアットホームか伝える。
  2. アットホームという言葉を使い、ちゃんとどうアットホームか補足する。

 

少しでも、ブラックワードとして使われるアットホームが消える事を願います。 

 

 

 

”働く”って事を、もうちょっと夢のあるモノにしたいなぁ…と思いまして。

はじめまして。

求人広告とか採用を手伝う会社で働いている”僕”です。

 

自分の考えのまとめと、学んだ事の復習を兼ねて、

それが誰かの目に留まり少しでもその人に思う事を残せればな~。

とか思って今日から始めてみようと思いました。

 

”採用のための広告”という、”働く”という部分で企業と人が関わる

超入口の部分にしか携わる事無く数年。

正直。採用広告って存在に出来る事の限界を強く感じていたりします。

 

新卒採用で一番シェアがある”リクナビ”や”マイナビ”。

他にもいろんな中途採用のサイトとかアルバイト・パート採用とか、

今流行りのIndeedとか自社採用HPとかオウンドメディアとか、

そういうサービス全部ひっくるめて出来る事の限界があると。

 

人事や採用関連に携わっている人達は、最近

「データ解析とかIndeedとかオウンドメディアを使えば、

採用に使う費用を抑えられます!」

みたいな話を聞くと思います。

 

代理店の視点から見たら、大量に発注をくれる大手顧客は

売上の部分で大変ありがたい存在です。

なので媒体採用以外の手法も案内して、

トータルで囲い込みたいですよね。

クライアントは予算削れるなら削りたいですし。

 

けど、そもそもの話。

業務拡大とかポジティブな増員以外だったら、

離職率下げれば、いろんな問題が解決すると思うんです。

 

「●●ってモノを使えば、採用費用を●%落とせます!」

 

じゃなくて、そもそもの辞める環境から改善できないのか?

 

中途採用でこれだけ費用かけて、これだけ採用してますけど、

その分、辞めて行ってる人もいますよね。」

 

理想かもしれないけど、この問題を改善できれば、

・採用費用と労力の削減

・社内でのノウハウの蓄積

・辞めない環境=ある程度モチベーション高く働ける=業績にも繋がるはず

すごく簡単で浅い書き方ですけど、

”どうやったら人を採れるか”もそうですが、

”どうしたら長く働きやすい企業にできるか”を考えた方が、

最終的に全てにプラスになると思うんです。

 

公務員が悪いとは思いませんが、

なりたい職業No.1が大学も高校も公務員とか…

夢、もしくはビジョンって少なからずもっとあるべきだと、

”僕”はそう思うんです。

 

けど、それって「今の若い人が~」じゃなくて、

今の若い人・子どもにそう思わせる現実があるからじゃないですか。

 

理想ですが、辛い事の方が下手したら多い仕事も、

もうちょっとだけ意識が変わるだけで、

見え方って変わってくると信じています。

 

そんなこんなで、

・今の採用市場に思う事

経営学って、もっと多くの人が学ぶべきだと思う事

・その他諸々

自分の思考のまとめを兼ねて、

誰かの何かに残せればと思います。