良く見る”アットホームな職場です”について、考えてみた。
採用とか諸々で聞いてみたい事があったら、
仕事ではなく何時でも誰でも相談乗ります。
”僕”です。
「アットホームな職場です!」
もう有名になった”求人ブラックワード”の一つですよね。
”僕”が関わった仕事で丁度良いタイミングで出てきたので、
この言葉に関して前々から思っている事を書こうと思いました。
結構前からネット上等で、「この言葉を使っている求人はブラックだ!」
と言われていますが、何故消えないで使われ続けているのでしょうか。
そこにはこんな理由があると”僕”は思います。
- 本当にブラックで、それしか出せない。
- 本当にアットホームだけど、出し方が分からない。
前者に関しては、何も言う事はありません。
問題なのは後者だと思います。
【アットホーム】自分の家にいるようにくつろげるさま。家庭的。
言葉単体が持つ意味としてはこうですが、
採用で使う際は単に”仲が良い”とか”風通しが良い”とか、
そういう意味合いを持たせたいが為に使う人達がいると思います。
けれど、悪いイメージが定着しているのだから、
”アットホーム”という言葉なんか使わないで、
もっと”どうアットホームなのか”を、
誰が見ても分かるように伝えれば良いじゃないですか。
「そんなの当たり前の事じゃないか!」と思われるかもしれませんが、
事実。未だにこの言葉は消えずに使われています。
特に見ていると、介護業界の募集等で、
未だに使っている求人が多いと”僕”は思います。
そういった施設の募集は施設長の方がやっていたりする事もあり、
採用がメインの職務ではないから、
”採用” とか”求人”とか”言葉”とかの専門的な知識はないと思います。
考えこまないでとりあえず羅列するだけでも、
下記は全部人によって”アットホーム”な職場に該当すると思います。
- 月末はみんなで飲みに行く
- どんな忙しい時でも相談に乗ってくれる先輩がいる
- 社長が3時におやつを配る
- 一人前になるまで、毎月飯を奢ってくれた
- シフトの空をスタッフ全員でカバーしようとしてくれる
どこを抽出して、どう伝えるの?って問題は出てきますが、
業界・職種問わず、求人広告を出す業務が発生するポジションの方は、
以下の2点を覚えておいて貰えると嬉しいです。
- アットホームって言葉を使わないで、どうアットホームか伝える。
- アットホームという言葉を使い、ちゃんとどうアットホームか補足する。
少しでも、ブラックワードとして使われるアットホームが消える事を願います。